マイルを貯め始めたきっかけ
私がマイルを貯め始めたのは2016年の秋、陸マイラーとしては遅い方だったと思います。しかも、当時陸マイラー界が大いに賑わったとされる かの有名な”雨金祭り”が終了した直後のことでした。(”雨金祭り”については後ほど詳しく説明します)
あれから気づけば早3年半ですが、いまだに雨金祭りの波に乗れなかったことを後悔しています。
そもそも私が陸マイラーを始めようと思ったきっかけは、ずばり”帰省費用の節約”というなんとも庶民的な理由からでした。というのも、地方から就職を機に関東に移住し、学生時代から付き合っていた同郷の彼女と結婚。新婚旅行は奮発して憧れのイタリア1週間の旅。それから1年もせず、すぐに一人目の子供が生まれ、あれよあれよと言う間に二人目にも恵まれ、トントン拍子で普通のサラリーマンとしての幸せをつかんでいきました。しかし、一人目の子供が3歳を迎えたあたりから、我が家の家計が悲鳴を上げ始めます。
家計が悲鳴を上げ始めた原因は保育料負担が増えたことはもちろんですが、理由はもう一つ、そう帰省費用の増加です。ANAやJALなどの大手航空会社は3歳以上になると座席を確保しなければなりません。(格安航空会社だと2歳以上から座席が必要となることが多い)定価運賃に対しては、幼児料金は半額ですが、そもそも航空券はよほどの緊急事態でない限り庶民が定価運賃でなんか購入するものではありませんよね。早期割引運賃は大人も幼児もほとんど同じ料金です。
そしてこの早期割引も予約受付が開始された瞬間にアクセスが殺到し、ネットが繋がらない状況に・・・ようやく繋がった頃には最安運賃枠は満席となるため、私が利用する羽田-福岡線の場合、一人当たり往復2万5000円、三人往復で7万5000円で取れたら良い方です。年末年始、GW、お盆の三大連休で同じことをすると、年間22万5000円です。かなり大きな出費ですし、おいおい二人目の子も・・・と考えるととてつもない恐怖を覚え始めました。
ライフステージに合わせて見直しが必要。住まいと保険と交通手段
そんなこんなで、帰省費用の節約方法を考え始めました。多くの方がまず始めに思いつくのは帰省回数の削減だと思います。。年3回の帰省回数を2回、1回と減らせば簡単に節約効果が出せますが、普段なかなか会えない親兄弟や親類と顔を付き合わせて近況を報告し合ったり、孫の成長した姿を自分たちの親に見せるという大事な大事な親孝行イベントを減らすということは帰省目的を達成できなくなるということです。これを犠牲にできるのならば、そもそも帰省費用の節約に悩むなんてことはありません。あくまでこれまでと同様に帰省はするが、いかに費用を安く抑えるかということに着目して考える必要がありました。
そして、LCC、新幹線、フェリー船、しまいには車で関東〜九州を往復するなど、途方もないことを考え、実際にやってみたりもしました。このようにそもそも節約どころか飛行機より高くつく手段や節約分に対するリスクが大きいものしか無いという結論に至りました。
やはり移動時間とそれに伴う疲労度を考えると飛行機が一番妥当な手段で、帰省頻度を少なくして我慢するしか無いのかと諦めかけていた時、”特典航空券”という言葉を目にします。それ以前にも特典航空券の存在自体は知っており、それにはマイルが必要なこともなんとなくわかっていました。しかし、年に多くて3度しか飛行機に乗らず、しかも割引運賃なので微々たるマイルしか貯まらず、とても航空券に交換できるような大量のマイルを獲得でき無いまま失効していました。きっと、飛行機をよく利用するお金持ちや出張族などごく一部の人が得られる特別なサービスまさに”特典”なのだろうと思っていました。でもダメ元でこのマイルとやらを安く手に入れる手段はないのか一度調べてみよう。調べるのはタダなんだし、と・・・我ながらこの時の自分の執念深さを誇りに思います。
はっきりとは覚えていませんが「マイル 買う」などと検索したと思います。その検索結果から、「ポイントサイトでマイルを間接的に買う方法」などという文言を見つけます。
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